マルチメーター(ACEWELL ACE-6552)取付け [その5]

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マルチメーター(ACEWELL ACE-6552)取付け [その4]」から

マルチメーター_45
前回まででACEWELLマルチメーター「ACE-6552」のGROM(グロム)への取付けが完了。

…ただ、取付けただけではキチンと機能しない。
最後の総仕上げ、各種設定を行う。

⑧設定
マルチメーター_74
設定は、「モード」ボタンと「リセット」ボタンを同時に2秒間、長押しすると設定モードに入る。
走行中(車速パルスの入力あり)でも一部機能は設定出来るが、危ないので停止して行うのが基本。

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〔1〕時計設定
設定モードはこの画面から始まる。
ここでは時刻の設定と、時刻の表示を「12H」か「24H」で表示するかを選択・決定する。
(例えば午後5時の場合、12Hだと"5"と、24Hだと"17"と表示される。)

以後全体に当てはまる動作となるが、点滅してる表示が設定を行う部分で、
リセットボタンを押すと数値・項目が変更され、モードボタンを押すと次の項目の設定に移る。

時計設定を例にとると、最初は「12H」が点滅しているのでこの項目の設定になっていて、リセットボタンを押すたびに「12H」→「24H」→「12H」と設定が変わる。
設定したい値になったら、モードボタンを押すと次の項目へ移る。
「12/24H」を設定したら、時刻の最初の桁が点滅するので、ここでリセットボタンを押すと数値が変わり、モードボタンを押すと次の桁に移る・・・といった感じ。

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〔2〕シフトワーニング設定
シフトワーニングを行う回転数を設定する。
設定した回転数の500rpm前から黄色のインジケーターLEDが点滅し、設定した回転数を越えるとシフトワーニングLEDが点灯する。

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〔3〕タコメーター入力設定
タコメーターの入力信号に対する回転数の表示を設定する。
「r」は回転、「P」はパルス(入力信号)を意味し、クランク軸が2回転で信号が1回転入力される場合は「2r1P」と設定する。
GROMは単気筒4サイクルエンジンなので、前述の通り「2r1P」と設定。

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〔4〕スピードセンサー設定
スピードセンサーの入力方式を設定する。
今回のように武川のスピードセンサーを使用する場合は、写真のように「HALL」を設定。
※マニュアルでは3線式の場合は「rEEd」を設定するよう指示されているが、この設定だと正確にパルスを拾えず、「HALL」にすると正常に動作した。

マルチメーター_60
〔5〕タイヤ外周長設定
スピードメーターの表示速度を算出するための、タイヤ外周長(タイヤ1回転あたりに進む距離)を設定する。

マルチメーター_50
今回はリヤタイヤからスピード信号をとるので、リヤタイヤの外周長を測定し、入力する。
写真のようにタイヤの1カ所に目印をつけ、タイヤが1回転するまで車体を動かし、最初の目印の位置から1回転後の位置までの距離を測定する。
管理人のGROMはタイヤサイズを変更しており、120/80-12(純正は130/70-12)の場合は約1535mmだった。
よって、設定値は「1530」とした。
この状態でGPS式速度計(スマホのアプリ)との比較を行ったが、ドンピシャの数値を表示した。

実際の外周長より小さい値を設定すると速度表示は大きく表示され(例えば40km/hと表示されていても、実際の速度は40km/h以下)、大きい値を設定すると速度表示は小さく表示される。
通常、市販車のメーターは実際の速度より大きく表示されるようになっているため、また切符を切られないために、実際の外周長より少し小さめの値を入れておいた方がいいかも知れない。


マルチメーター_59
〔5〕タイヤ1回転のパルス数設定
タイヤ1回転あたりに入力される、スピードセンサーのパルス(信号)数を設定する。

今回のケースでは、リヤディスクローターのボルトを1本だけ鉄製とし残り3本はステンレスに交換した。
よってタイヤ1回転で武川のスピードセンサーは1回反応するため、タイヤ1回転あたりのパルス数は"1"である。
※基本的には、1回転あたりのパルス数が多い方が速度表示が安定する(実速度の変化に対する表示の追従性が高くなる)。しかし、GROMは12inch車でタイヤの外径がそれほど大きくないため、パルス数は1で十分。試しに1回転あたりのパルス数を増やしてみたが、メーターの処理が追いつかないのか、逆に不安定な速度表示となってしまった。

マルチメーター_58
〔6〕速度単位設定
スピードメーターの速度表示の単位を「km/H」と「MPH」(マイル表示)から選択・設定する。
もちろん、今回は「km/H」で設定。

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〔7〕速度 小数点以下の表示設定
スピードメーターの速度表示を、小数点以下(1桁)を表示するかしないかを設定する。
「ON」で「99.9」と小数点以下も表示され、「OFF」で「99」と整数で表示される。
今回はOFFの整数表示とした。

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〔8〕メンテナンスリマインダー設定
メンテナンスリマインダーを設定出来る。
「TRIP」(走行距離)基準か「RT」(運転時間)基準かを選べ、距離は9,999km、時間は9,999時間まで設定可能。
エンジンオイルの交換時期やエンジンのメンテナンスなどに距離でも運転時間でも設定出来るので便利!
とりあえず今回は「OFF」のメンテナンスリマインダーなし、に設定した。

マルチメーター_65
〔9〕電圧低下 警告開始電圧の設定。
バッテリー電圧が低下した際に、警告を開始する電圧を設定する。
今回、電圧低下の警告開始は「12.0V」に設定した。

クルマやバイクのバッテリー電圧は"12V"だけど、普通、正常な場合は13〜14Vくらいの電圧があって、12Vまで下がったら結構危ない…。

マルチメーター_64
〔10〕電圧低下 警告終了電圧の設定
電圧低下警告を終了する電圧を設定する。ここで設定した値まで電圧が回復(上昇)すると、電圧低下警告が消える。
今回は13.0Vに設定した。

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〔11〕電圧上昇 警告開始電圧の設定
ジェネレーターの故障による過充電など、電圧が異常上昇したときの電圧上昇警告を開始する電圧を設定する。
今回は15.0Vとした。

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〔12〕温度①(油温) 表示単位の設定
温度センサ①=油温の表示温度単位を「℃(摂氏)」または「°F(華氏)」、「OFF」から選択する。
今回は当然(?)、摂氏の「℃」を設定。
ちなみに「OFF」に設定すると、液晶左のバーグラフ温度計も表示されなくなる。

マルチメーター_76
〔13〕温度①(油温) 温度上昇警告開始温度の設定
温度センサ①=油温の温度警告を開始する温度を設定する。
今回は90℃に設定。

警告温度を設定すると、下から4番目のバーが設定した温度の-15℃で点灯するように自動的にセットされる。
バー表示1つは15℃を表示。
例えば設定温度を90℃にした場合、0〜15℃がバー表示なし、15〜30℃がバー1つ、30〜45℃が2つ、45〜60℃が3つ、60〜75℃が4つ…と表示される。

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〔14〕温度②(外気温) 表示単位の設定
温度センサ②=外気温の表示温度単位を「℃(摂氏)」または「°F(華氏)」、「off」から選択する。
油温同様に「℃」を設定。

マルチメーター_70
〔15〕画面変移時間の設定
液晶表示を設定した時間で自動的に切り替えるかどうかを設定。
今回は「MODE」ボタンを押すと切り替わる「OFF」に設定。

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〔15〕燃料計 機能ON/OFFの設定
燃料計の機能を「ON」または「OFF」、「rES」から選択・設定する。
「ON」はバーグラフによる燃料計、「OFF」は燃料計がない車種向けの非表示、「rES」は信号線がアース(=GND)された時に燃料のマークが表示されるモード。
GROMにはちゃんと燃料計があるので、「ON」を設定。

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〔16〕燃料計 満タン時の抵抗値設定
燃料センサ(フロート)の満タン時の抵抗値を入力する。
GROMの場合、「10Ω」を設定。
※燃料を満タンにしても表示が満タンにならない場合は設定値を「20Ω」に設定するなど、個体差により調整。

マルチメーター_67
〔17〕燃料計 エンプティー時の抵抗値設定
燃料センサ(フロート)のエンプティー時の抵抗値を入力する。
GROMの場合、「270Ω」を設定。
※個体差や個人の好み(どれくらいの残量で燃料計の表示を0にするか)で、抵抗値を調整する。
例えば「250Ω」と設定すると、燃料計はエンプティーを示しても実際の燃料は少し残っている状態となる。

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〔18〕自動ラップタイプ計測設定
オプションの赤外線センサーを装着した際の、コース1周あたりのマグネットの埋設数を設定する。
今回は赤外線センサーは使用しないので設定不要(「1r」のままでOK)。

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〔19〕ラップタイマー誤動作防止の設定
ラップタイマーの誤動作防止のため、ここで設定した秒数の間に複数のラップ信号が入ってもカウントを無視する。
センサー未使用のため設定不要(とりあえず4秒を設定)。

マルチメーター_71
〔20〕オドメーター距離設定
オドメーターの距離(の初期値)を設定。
1桁ずつ、慎重に入力する。
設定値として30km以上、または取り付け後30km以上走行するとこの設定画面は表示されなくなり、設定変更ができなくなるので注意。
とくに初期値として30km以上を入力した場合は設定した時点で二度と変更が出来ないため、入力は慎重に!

今回は純正メーターから距離を引き継いだ。

マルチメーター_70
以上で設定が完了!
全ての設定方法は説明書に詳しく記載されているので、よく読んで設定して下さい。

マルチメーター_75
【ギヤインジケーターの設定】
最後に、ギヤインジケーターを設定する。

設定方法は説明書に記載されている通り…なんだけど、なかなか難しかった。。。
まず液晶表示を「デジタルタコメーター表示」にした状態で「モード」ボタンを2秒長押しすると、学習モードに入る。
はじめにギヤ数を設定するのでGROMでは「4」を設定(ギヤは1~8速まで可能)。
設定したいギヤ数を表示して「モード」ボタンを押すとすぐに1速の学習に入るので、ボタンを押す前に1速で走り始めておく。
「モード」ボタンを押すと「1」が表示され、回転数を2,000~4,000rpmの間で一定に保ち、5秒間経過するとそのギヤの学習が完了して「-」が表示される。
ここで「モード」ボタンを押すとすぐに次のギヤの学習が始まるので、ボタンを押す前に次のギヤに入れておく…

…といった感じ。
けど、これがなかなか難しい!

まず、今回はこれを簡単にやりたいがためにリヤタイヤにスピードセンサを取付けたのだけど、GROMの場合シングル(1気筒)のせいか、回転変動が大きすぎてレーシングスタンドで空転させても一向に学習が完了しない。
それではと実走行して2,000~4,000rpmの間で一定に保つも、いつまで経っても学習完了の「-」が表示されない…。

最終的に成功した時のコツとしては、広めの駐車場で、ほぼアイドリング、もしくは2,000rpm位から徐々にアクセルを戻してエンジンブレーキを掛けた状態をキープして学習させることが出来た。
たぶん、下り坂でアクセルを閉じてエンジンブレーキを掛けた状態でずっと走れれば、もっとうまくいくかも。。

設定は難しいけど、設定できてしまえば反応もまずまず実用的で、かなりイイ感じ!

・・・ということで長かった「マルチメーター(ACEWELL ACE-6552)取付け」もこれで最終回(笑)
取付けは大変だけど、満足度はとても高く、GROMに乗るのがさらに楽しくなりオススメの品ですよ!


関連記事:「マルチメーター(ACEWELL ACE-6552)取付け [その1]
関連記事:「マルチメーター(ACEWELL ACE-6552)取付け [その2]
関連記事:「マルチメーター(ACEWELL ACE-6552)取付け [その3]
関連記事:「マルチメーター(ACEWELL ACE-6552)取付け [その4]

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  • 作成(更新):2015年03月31日 21:02
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