マルチメーター(ACEWELL ACE-6552)取付け [その3]

スポンサー リンク

マルチメーター(ACEWELL ACE-6552)取付け [その2]」から

④ハイビーム信号変換ユニットの製作
GROM(グロム)のヘッドライト(とナンバー灯)は、ジェネレーターで発電した電源をそのまま使用して点灯させている。
この「ジェネレーターで発電した電源」というのがキモで、これは"交流"の電源であり、-12V~+12Vの電圧を行ったり来たりする"交流電源"であり、これを「レギュレータ・レクチファイヤー」というもので半分(半波)だけ取り出して、使用している。
(だからアイドリング時はエンジン回転数が低く発電量も不安定なので、ヘッドライトがチラチラする…)

一方、ヘッドライト(とナンバー灯)以外の電源はバッテリーから取っていて、これは電圧が常に+12V(ホントは14Vくらいだけど)に一定の"直流電源"である。

この"交流"がクセもので、純正メーターのインジケーター用に来ている信号(というより電源)線もヘッドライトからそのまま来ている"交流"であるため、GROMの車体側ハーネスの「HIGH-BEAM」信号は、そのままではACEWELLのマルチメーターのインジケーターを点灯させるためには使用できない。

よって、マルチメーターの「HIGH-BEAMインジケーター」を点灯させるための「ハイビーム信号変換ユニット」を製作する。

マルチメーター_26
製作したハイビーム信号変換ユニット(↑)。
(クリックすると大きな画像が開きます。)

GROM側の交流の信号を、フォトカプラを使用してバッテリー電源からの直流に変換している。

製作に必要なものは下記の通り。
(電子部品はココから購入出来る。)
・フォトカプラ(TLP620 or TLP621) … 1個 こんなのとか
・抵抗(2.2kΩ) … 1個 こんなのとか
・基板、配線、コネクタなど
※管理人は電気関係は専門外の素人なので(汗)、適正でない部分があるかも知れません。自己責任でお願いします。
また、手持ちの電子部品で製作しているため、回路図と写真の回路に一部相違がある場合があります。


手持ちの部材で作ったのでTLP620の2回路(8ピン)を使ったけど、1回路しか使わないので4ピンのもので可。
フォトカプラのピンの配列は、図に示したように○印があるピンが"1"番になっているので、取付け時には注意すること。
回路が出来たら、[その2]の「電圧変換ユニット」同様、ホットボンドで固め、収縮チューブなどで覆う。

マルチメーター_27
製作した「ハイビーム信号変換ユニット」は上図(↑)のように配線する。
(クリックすると大きな画像が開きます。)

マルチメーター_28
…で、結果はどうかというと、正直暗すぎて昼間は全く点灯しているかどうかわからない(汗)
入れた抵抗の抵抗値(2.2kΩ)をもっと小さくすれば明るくなると思うけど、写真(↑)のように夜は見えるので、とりあえずヨシとした(笑)。
ま、このインジケーターが必要なのは夜がほとんどだからね…。

⑤タコメーター信号線の準備
タコメーターの信号線は、ACEWELLの説明書によると
・(マルチメーター側ハーネスの)黄色、または灰色のどちらか片方を使用。
・黄色の線はプラグコードに2~5回巻き付けて使用。
・上記で信号が不安定な場合は、灰色線をイグニッションコイルのプラス側に接続して使用。
となっている。

WEBでACEWELLのメーターを他車種に取付けている人の情報を見ると、灰色線をイグニッションコイルに接続するのが良さそうなので、黄色線は試さずに最初から灰色線をコイルに接続することにした。

マルチメーター_29
イグニッションコイルのプラス側信号を取り出すためのハーネス(↑)。

(↓)のセットに入っている平型端子のオスとメスを短い配線の両端に取付け、どちらか一方の端子はメーター部まで届く長さのハーネスと共締めして製作。
(写真の端子の1個が赤いのは、手持ちがなくなったため…)
エーモン E2 ターミナルセット 中
メーカー:エーモン
【セット内容】
ギボシ端子…オス、メス、オスカバー、メスカバー各10個
平形端子…オス、メス、オスカバー、メスカバー各10個
クワ形端子6パイ…5個 丸型端子8パイ…5個
クワ形、丸型端子カバー…各5個 ・電工ペンチ…1個
「エーモン E2 ターミナルセット 中」を探す ⇒ Amazon / 楽天 / Web!ke
管理人はこの(↑)エーモンのターミナルセットを愛用してます。
バイクの電気関係なら、このセットでほとんどカバーでき、端子類もなくなったら端子だけで買い足せるので、オススメです!

マルチメーター_30
イグニッションコイルは車体右側にあるので、サイドカバーを取外し、製作したハーネスを「純正の端子」と「イグニッションコイル」との間に割り込ませ、信号線をメーター部まで引き込む。

マルチメーター_31
ここまでで、
①スピードセンサー信号線
②油温センサー信号線
③タコメーター信号線
の3つの信号線のハーネスが取付いたので、この3本のハーネスを車体に沿ってメーター部まで引き込む。
今回は車体右側で3本を集合させ、それを一緒にフレームを横切って車体左側に渡し、目立たないようにヘッドパイプ左側のメインハーネスの下側を這わせて、メーター部まで引き込んだ。
(写真は分かりやすいよう、ハーネスをピンクで着色。)

⑥メインハーネス製作

配線関係の総仕上げ、メインハーネスを製作する。

これまでに製作した、
・「純正コネクタ信号取出しハーネス」
・「電圧変換ユニット」(武川スピードセンサー用)
・「ハイビーム信号変換ユニット」
・「スピードセンサー接続コネクタ」
の各配線とマルチメーター付属のハーネスを、ACEWELLの回路図を参考に接続・結線する。

全体配線図
今回のケースの全体の配線図はコレ(↑)、ご参考。
※クリックするとPDFファイルが開きます。

マルチメーター_33
燃料計の配線はコネクタ化されているが、不要なので切断し、使用しなかった。
また、ニュートラルランプのインジケーター線は付属のダイオードを入れるよう指示があるので、ダイオードをハンダ付けして挿入する。
(今回のケースでは、純正のFI警告灯をACEWELLのオイル警告灯に接続。このラインにもダイオードを挿入。)

その他の配線は、配線図を参考に各線をハンダ付けして収縮チューブで保護する。
使用しない線は、ショート防止のために収縮チューブで絶縁&防水処理を施す。
また、コネクタも防水コネクタの使用や接続後のテープ処理などで防水処理を施す。

マルチメーター_32
完成したメインハーネス(↑)。

これで、電気系の準備が全て完了!

[その4]につづく。

関連記事:「マルチメーター(ACEWELL ACE-6552)取付け [その1]
関連記事:「マルチメーター(ACEWELL ACE-6552)取付け [その2]
関連記事:「マルチメーター(ACEWELL ACE-6552)取付け [その4]
関連記事:「マルチメーター(ACEWELL ACE-6552)取付け [その5]

スポンサー リンク

  • 作成(更新):2015年03月03日 20:48
  • コメントの投稿

    非公開コメント

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます
    プロフィール

    59R

    Author:59R
    Let's Gromへようこそ!
    GROMのカスタムやメンテナンスを中心としたブログです。

    最新記事
    カテゴリ
    最新コメント
    最新トラックバック
    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
     
    当サイトはリンクフリーです。
    当サイトの画像、図面、記事の全ておよび一部の無断転載を禁止します。
    当サイトの情報に基づくいかなる故障・事故・損害に関し、一切の責任を負いません。当サイトの情報を参考とする場合は、自己責任にてお願い致します。
    当サイトは、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。